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サービス

データ活用コンサルティング

データ活用コンサルティングとは

ウルシステムズは、データ活用の潜在力を最大限に引き出し、お客様自身がデータドリブン経営を主導し加速させるための、内製化コンサルティングサービスを提供しています。

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データ活用の目的

データ活用の目的は、迅速かつ的確な意思決定をすることです。
経営から現場に至るまで企業活動のあらゆる局面でデータを収集・分析し、意思決定につなげる。いわゆるデータドリブン経営の実現こそが、企業におけるデータ活用のゴールと言えます。

ウルシステムズのデータ活用コンサルティング

ウルシステムズは様々な業種・業態のお客様のデータ活用をご支援してきました。
経営層や現場が潜在的に持つデータ活用のニーズを引き出し、あるべき姿を描き、その実現に向けてデータ基盤の構築や人材の育成、運用プロセスまで全方位的にサポートしてきた実績を持っています。
ウルシステムズのデータ活用コンサルティングサービスが目指すのは、「データ活用の内製化」です。
データ活用は長期に渡って取り組むべきテーマです。外部の業者に依存した関係では継続性を確保できません。内製化こそがデータドリブン経営を成功に導く鍵であり、私たちコンサルタントは一時的な補助輪であるべきです。専門知識を持つ経験豊富なデータ活用コンサルタントが伴走し、お客様自身の力で長期に渡りデータ活用を継続・進化させ続けられるようサポートします。

データ活用でよくある相談と、
ウルシステムズが提供してきたこと

現場からデータ活用のニーズが出てこない。
現場にはデータ活用のニーズが潜んでいるものの、具体的なイメージを持っていないため言語化できずにいました。そこで、ダッシュボードや分析結果のサンプルなどを用いて、データ活用の具体例を目に見える形で提示。これにより議論が活発化し、現場の潜在ニーズを引き出すことができました。
ビジネス効果が見えないなかで投資しづらい。
データ連携を実装しない簡易的な分析環境を、低コストで用意しました。この環境を使ってデータ品質の確認やビジネス施策の試行を重ね、効果の見通せるものからデータ基盤に実装することで、投資確度を高めました。
データ活用したくても、どんなデータがあるのかわからない。
モデリング技法を使って、社内にどのようなデータソースが存在するか、それぞれのデータは何を表しているか、データ同士はどのような関係性にあるかを整理。データ活用のステークホルダーが、データの全体像を把握できるようにしました。
データドリブン経営を実現するために何をどのように進めたら良いかわからない。
データ活用の足掛かりとして、実際に成果が出せることを実証するトライアルを実行。そして、トライアルによって得た成功体験をバネにして、データ活用を全社展開するための構想を策定しました。データ活用のあるべき姿を描き、その実現に向けた方針・戦略を固め、経営層との合意に至りました。
必要とするデータ人材が具体的にわからない。データ人材の育て方がわからない。
データ活用の目的を踏まえて、ダッシュボードを閲覧する人材、データを可視化する人材、高度なデータ分析をこなす人材の3類型を定義。それぞれに合わせてデータ人材育成プログラムを作成しました。各プログラムの受講者を後日個別にフォローし、実業務でデータ活用できるよう実践的なサポートも提供しました。
DWH製品をどのように選定すればよいかわからない。
市場シェアや技術トレンドなどを踏まえて、主要DWH製品の機能性やコスト面を客観的に比較し、お客様のデータ活用ニーズやシステム環境、将来的な活用プランに合わせて、最適な製品を提案しました。ウルシステムズは、特定の製品やサービスに縛られることなく、中立・独立の立場でサポートします。
指標がバラバラで統一されていない。同じ指標なのに出てくる数値がバラバラ。
曖昧であった指標の名称や計算式の定義を統一し、指標の標準化を図りました。さらに、データ定義を管理するセマンティックレイヤーという概念を導入し、システムによって統制することでデータの一貫性を継続的に確保する仕組みを整え、データ利用者が独自に解釈を加える余地をなくしました。これにより誰が操作しても同じ結果を得られるようになりました。
顧客データを活用したマーケティング施策をいろいろ試したい。
マーケティングに関するデータ活用のニーズをヒアリングし、施策を評価するためのKPIを設計。最小限の検証環境を構築して、スピーディかつ低コストで試行錯誤を重ねることで、成果につながる施策を見極められるようになりました。
エクセルで手作業で行っているレポート作成を自動化したい。
レポートの目的や内容を調査し、お客様に最適なBIツールの導入をサポートしました。ツールの選定にあたっては、将来的な外部データとの連携も見据えています。さらに、レポートやダッシュボードの作成方法、データの可視化の実践的手法もお伝えしました。
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データ活用コンサルティングの進め方

データ活用の目的や課題はお客様によって異なるため、データ活用コンサルティングの進め方も様々です。ここではウルシステムズの基本的なコンサルティングステップをご紹介します。いきなり全社を巻き込むような大規模な活動を始めるのではなく、小さなトライアルを低コストかつクイックに積み重ね、ビジネスへの成果を見極めながら活動を拡げていきます。こうしたスタンスがお客様からの支持を集めています。

  • 課題把握とデータ活用コンセプトの具体化

    ウルシステムズのデータ活用コンサルティングは、お客様のビジネス課題を深く理解することから始まります。関係者へのインタビューを通じて、データ活用の目的や現在直面している問題点、期待される成果を明確にします。その後、お客様のデータ活用の目的をコンセプトとして明文化します。

  • データ活用のトライアル

    データ活用の足掛かりとして、実際に成果が出せることを実証するトライアルを実行します。テーマの選定にあたっては、現場の課題意識が強く、投資対効果の高いものなど、得られるビジネス成果が大きいものを優先します。トライアルでは、ゴール設定からビジネス効果の検証まで一連のプロセスを2~3カ月程度で実行します。簡易的な分析環境やデータを用意し、KPI設計やデータの可視化なども行います。

  • データ活用の構想策定

    データ活用のトライアルによって得た成功体験をバネにして、データ活用を全社展開するための構想を策定します。当初に定めたコンセプトに従い、データ活用のあるべき姿を描き、組織・業務プロセス・システムの3つの軸で現状を調査。その実現に向けた方針・戦略を検討します。その後、ロードマップを具体的な活動計画に落とし込みます。

  • データ活用推進の本格化

    ロードマップをもとに、組織の立ち上げや人材育成、業務プロセスの設計と導入、システム構築といった活動を実行します。データ活用を全社的に展開する推進チームを立ち上げ、テーマ選定からビジネス効果の検証に至るサイクルを数カ月単位で繰り返しながら、成果を積み上げていきます。活動範囲を組織の上下左右に広げていくことで、全社にデータ活用文化を醸成します。ウルシステムズのデータ活用コンサルタントが伴走しながら、お客様自身の手でデータ活用を進めていけるよう、内製化もサポートします。

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データドリブン経営を加速させるベストプラクティスDDX-Method®

DDX-Method®(Data-driven Transformation Method)はデータ利活用の内製化とデータドリブン経営の実現をサポートするメソッドです。デジタル領域の発注側支援で豊富な実績を持つウルシステムズがユーザー企業主導でデータ利活用に取り組むためのノウハウを体系化しました。

DDX-MethodDDX-Method
DDX-Method®は、ウルシステムズ株式会社の登録商標です。

データ利活用の内製化を支える4つのサービス

DDX-Method®はデータドリブン経営の実現に向けて4つのサービスメニューを用意しています。すなわち、DDX-MO伴走支援、DDX-CoE立上げ・育成支援、データ利活用プロセス導入支援、QuickWin実行支援です。お客様の置かれた状況に合わせて必要なサポートを提案します。

DDX-MO伴走支援

プロダクトマネジメントやプロジェクトマネジメントの経験があり、データ利活用の難しさを熟知したコンサルタントが伴走し、データ利活用戦略の実現をサポートしながらノウハウを引き継ぎます。

※DDX-MO:Data-driven Transformation Management Office

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DDX-CoE立上げ・
育成支援

専門知識やスキルをもってデータ利活用に貢献するスペシャリスト集団CoEを立ち上げます。チームにはコンサルタントも加わり、活動しながらスキルやノウハウを引き継ぎます。

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データ利活用
プロセス導入支援

ウルシステムズはCRISP-DMやDMBOKといったデータ利活用に関する定石を踏まえた独自のデータ利活用標準プロセス「ULDM®」を定義しています。ULDM®をお客様のニーズに合わせてカスタマイズして導入します。現場への定着もご支援します。

※ULDM:ULSystems Data Management Process

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QuickWin実行支援

データ利活用のアイディアにどれくらいの効果が見込めるか、簡易環境(Sandbox)を使って事前検証します。Sandboxの立ち上げからデータの利用開始までの時間は最速で数日間。ゴール設定から環境構築、検証までの一連をスピーディに実現します。

※DDX-MO:Data-driven Transformation Management Office

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DDX-MO伴走支援

DDX-MO(Data-driven Transformation Management Office)はデータ利活用の中核となるチームです。データドリブン経営の実現に向けたロードマップを描き、その実現に向けた様々な活動を推進します。データ利活用は長期間に渡るため、DDX-MOはお客様の社員で構成する必要があります。ウルシステムズはDDX-MOの立ち上げを支援します。

  • 1.データ利活用の
    成熟度アセスメント

    データ利活用の支援をスタートするのに先立ち、データ利活用に対する期待や現状を調査します。理想と現実のギャップや利活用のボトルネックとなる箇所を特定し、どこから手を付けるべきか目星をつけます。必要に応じてデータの検証も行います。

  • 2.データ利活用の
    ロードマップ作成

    ビジネスゴールを踏まえてデータ利活用のマイルストーンを設定します。データ利活用は切迫した課題がないことが多く、締め切りや品質基準が曖昧になりがちです。わかりやすい達成目標を期限付きで設定することで活動の成功率を高め、関係者の士気を保つことが可能になります。

  • 3.DDX-MOの立ち上げ

    データ利活用の中核となる専門組織「DDX-MO」を立ち上げます。初期メンバーはお客様社内から選抜した専任メンバーとウルシステムズのコンサルタント。お客様の社内におけるDDX-MOの役割を定義し、必要なリソースを確保して実際の活動をスタートできる体勢を整えます。

  • 4.スキルトランスファー

    お客様だけで自走できるようになるまで、ウルシステムズのコンサルタントがDDX-MOとしての活動を牽引します。お客様の企業文化や組織体制、ビジネス環境を踏まえて次のアクションを設定し、実行します。ウルシステムズの離任時期を設定してスキルの移転も進めます。

DDX-CoE立上げ・育成支援

データドリブン経営の実現には経営・業務・ITの各分野における専門的な知見が必要です。幅広いテーマをデータ利活用の推進役となるDDX-MOだけで網羅することは困難です。専門的な知識やスキルを蓄積し、DDX-MOの活動を支えるスペシャリスト集団が必要です。それがDDX-CoEです。ウルシステムズはDDX-CoEの立ち上げを支援します。

  • 1.DDX-CoEの人材・
    スキル定義

    データ利活用を推進する上でDDX-CoEが備えるべき専門的な知識・スキルは人材、プロセス、データ、ガバナンス、アーキテクチャ、技術の6つに分類できます。各分野の担い手をどのように揃えるかを決めます。場合によっては社外の専門家をメンバーに加えることも可能です。

  • 2.DDX-CoEの
    育成計画の立案

    DDX-CoEが備えるべき専門的な知識・スキルのうち、自社のメンバーが担当すると決めたものについて、どのような人材を育成すべきか計画を立てます。

  • 3.DDX-CoEの立ち上げ

    各分野の専門的な知識・スキルを備えてデータ利活用を支えるスペシャリスト集団「DDX-CoE」を立ち上げます。初期メンバーはお客様社内から選抜した専任メンバーとウルシステムズのコンサルタント。お客様の社内におけるDDX-CoEの役割を定義し、必要なリソースを確保して実際の活動をスタートできる体勢を整えます。

  • 4.スキルトランスファー

    お客様だけで自走できるようになるまで、ウルシステムズのコンサルタントがDDX-CoEとしての活動を牽引します。お客様の企業文化や組織体制、ビジネス環境を踏まえて次のアクションを設定し、実行します。ウルシステムズの離任時期を設定してスキルの移転も進めます。

DDX-CoEがコントロールする6つのドライバー

DDX-CoEがコントロールする6つのドライバー

データ利活用プロセス導入支援

データ利活用を一過性の活動に終わらせることなく、長期的に継続していくためにはプロセスの存在が欠かせません。ビジネスの意思決定にデータをどう活かすか、データを誰が用意するか、閲覧権限はどのようにコントロールするか...。ウルシステムズには、CRISP-DMやDMBOKといったデータ利活用の定石を踏まえた標準プロセスULDM®(ULSystems Data Management Process)があります。このプロセスをお客様に合わせてカスタマイズします。

  • 1.現状把握・導入計画

    標準プロセスを用いてお客様の現状をアセスメントします。データ利活用のボトルネックとなる箇所、仕組みを整えるべき箇所、標準プロセスをカスタマイズすべき箇所を特定します。データ利活用のプロセスをいつ・どこから・どのレベルで整えるか、具体的な計画を立案します。

  • 2.プロセス設計・体制づくり

    標準プロセスをお客様のニーズや事情に合わせてカスタマイズしながら設計します。プロセスを実行するための体制を定義し、場合によっては社内調整を通じて必要なリソースを調達します。

  • 3.試行運用

    設計したプロセスを試験的に運用し、お客様にフィットするか検証します。プロセスの課題を洗い出し、実務で運用できるようチューニングします。

  • 4.モニタリング・改善

    プロセスを本格的に運用開始した後も定期的にふりかえりを実施し、課題や改善点を洗い出して、より良いものにすべくブラッシュアップを重ねます。

  • 5.スキルトランスファー

    展開・定着のフェーズ以降は、モニタリングやプロセスの改善といったサイクルを、お客様自身で行えるようスキルを移転します。

データ利活用の標準プロセスULDM®の全体像

データ利活用の標準プロセスULDM®の全体像

QuickWin実行支援

データ分析基盤の導入、ダッシュボードの整備、アプリケーションの開発、新たなデータの収集...。データ利活用に取り組んでいると、時として大きな投資判断を迫られることがあります。当事者としては事前に投資効果を見通したいところでしょう。それを叶えるのがQuickWinです。簡易な検証環境で実際の効果が期待できるか確認します。DDX-Method®は最短数日で検証をスタートするための環境構築ツール群を揃えています。

  • 1.共通機能開発

    QuickWinはデータ利活用のアイディアを検証するために何度となく実行することになります。検証環境を効率よく用意するための土台となるのが共通機能です。お客様のデータ利活用の環境やビジネスニーズを踏まえて共通機能を開発します。また、共通機能を運用するためのノウハウをまとめ、お客様自身が運用できるようにします。

  • 2.QuickWin実行

    データ利活用のアイディアを踏まえて投資判断に必要な材料を洗い出し、必要な環境を作って検証します。簡易環境(Sandbox)を使い、ゴール設定から環境構築、検証までの一連の活動を、事業部門も巻き込んでクイックに実施します。

  • 3.スキルトランスファー

    QuickWinを通して得られた知見をまとめます。また、お客様自身がQuickWinを実行できるよう必要な知識やスキルを引き継ぎます。

QuickWin実行支援
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ウルシステムズの強み

エンタープライズ分野での豊富な実績

ウルシステムズは長年にわたりエンタープライズ領域の業務システムを手掛けてきました。大企業の業務プロセスやシステム環境、達成すべき品質水準を理解しています。テクノロジーの本質を理解し、システムやオペレーションに配慮した現実的な提案ができます。

業界トップリーダーとのパートナーシップ

また、ウルシステムズは世界屈指のテクノロジー企業と強固なパートナーシップを結んでいます。最新のソリューションにもアンテナを張り、お客様にとって最適なアーキテクチャを提案します。

aws
Google Cloud
snowflake

ユーザー企業主導へのこだわり

ウルシステムズは創業来、「ユーザー企業主導」にこだわってコンサルティングサービスやエンジニアリングサービスを提供してきました。いかに外部の協力者が努力しようとも、当事者のイニシアチブがなければプロジェクトは成功し得ないからです。ひとたびプロジェクトに参加すれば目標達成に向けて活動を牽引し、必要ならば顧客にも直言します。
もちろん主役はお客様。コンサルタントはあくまで補助輪であり、自分たちが不要になることこそが健全である。それが私達の考え方です。だからこそ必要なノウハウは全て惜しみなく提供します。私達こそデータ利活用の内製化の最適なパートナーであると自負しています。

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よくある質問(Q&A)

  • データ活用コンサルティングのゴールは何ですか?

    お客様が内製したいとお考えの領域について、ウルシステムズのコンサルタントからの引き継ぎが完了し、お客様ご自身が継続的に推進できる状態にすることをゴールとしています。

  • ビジネス成果が出るまでにどれくらいの期間が必要ですか?

    ウルシステムズのQuickWinアプローチは、テーマ選定からビジネス効果の検証までサイクルを数カ月間で実行し、一定の成果を出すことを目標としています。

  • データ活用の構想策定にかかる期間はどれくらいですか?

    構想策定は短い場合で1カ月、長い場合で3カ月程度です。お客様からご提供いただける情報の質・量や、現状調査にかかる時間、お客様が求める構想の精度や難易度によって期間が変わります。

  • 予算を確保するために見積もりがほしい。

    お客様のご要望を伺った上で、最適な支援体制をオーダーメイド方式でご提案します。まずはお気軽にご相談ください。

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