DDX-Method™

データドリブン経営のベストプラクティス


意思決定のスピードを上げるデータドリブン経営

データに基づき自社の状況を正確に把握し、迅速かつ的確に意思決定を下す「データドリブン経営」が注目を集めています。背景にあるのはデジタル化です。ビジネスのあらゆる局面にITが入り込むことにより、取得可能なデータの種類・量は増え続けています。高性能なデータウェアハウスやBIツールが低価格で手に入るようになりました。データ利活用のハードルは未だかつてないほど低くなっています。

一方でこうした状況に既視感を覚える方も多いはずです。データ利活用はこれまで幾度かのブームを経てきました。その度に多くの企業がチャレンジを重ねてきましたが、データ利活用の文化が根付いた企業はそう多くはありません。見えづらい投資対効果、データ人材の不足、具体的な活動イメージの欠如など、本質的な難しさは残されたままです。失敗事例の二の轍を踏まないためには確かな方法論が必要です。

ウルシステムズの『Data-driven Transformation Method(DDX-Method™)』はデータドリブン経営の実現に向けた活動を網羅する体系的なメソッドです。DDX-Method™は3つの要素で構成します。すなわち、(1)データ利活用戦略に基づくビジネスKPIとロードマップの具体化(Planner)、(2)データガバナンスとデータ活用サイクル推進の組織化(CoE:Center of Excellence)、(3)データプラットフォームの高度化(Ex-DP:Extreme Data Platform)です。お客様のデータ活用レベルや優先すべき課題に配慮しながら、データドリブン経営を支える組織と仕組みを構築します。


Planner

データドリブン経営を目指す企業にとって最初のハードルになるのは「投資対効果」です。一般的に成功事例として知られる企業と肩を並べるまでには数年間の道のりとなります。壮大なロードマップと相当額の投資が必要になるでしょう。一方で数年先のリターンを見積もることは困難です。データ利活用で成功体験をもつ企業でない限り、投資対効果を見通せない活動に二の足を踏むのはごく自然なことです。

DDX-Method™は身の丈に合わせた投資を繰り返して最終的なゴールを目指します。まずはお客様のデータ利活用の成熟度を診断。現在の状況に合わせて、費用 が手頃で効果がわかりやすい、いわば最初の一歩を踏み出しやすい施策をピックアップし、今後2年間の活動計画を策定します。一足飛びにデータドリブン経営を目指すのではなく、データ利活用の成功体験を積み重ねながら、より大きな取り組みにチャレンジする。そんなアプローチです。

成熟度診断 当社独自の「データ利活用成熟度モデル」に基づき、お客様のデータ利活用の成熟度を診断します。データ活用の範囲とレベルに加えて、ビジョン・戦略、人・組織、ガバナンス、データ品質、技術などの観点で現状を調査。目指すべき姿とのギャップやボトルネック、注力すべき点を明らかにします。
データ利活用戦略・
ロードマップの作成
データ利活用の成熟度を高めるためのロードマップを作成します。具体的には、今後2年間でどのようなビジネス目的に対し、どのようなデータを利活用し、どんな成果を見込むかといった内容をまとめます。まずは特に効果がわかりやすい目標(KPI)を掲げ、徐々に難易度の高い施策にチャレンジします。

CoE(Center of Excellence)

データ分析やデータマネジメントの知識・スキルを備える人材は限られています。プロジェクト単位で適任者を用意するのは簡単ではありません。全社規模で希少な人材を効率的に活用することが肝になります。DDX-Method™ではデータ人材を集めたCoE組織を設置。全社横断的にビジネス施策を支えます。ウルシステムズはCoEの立ち上げや、データマネジメントなどの専門スキルの習得をサポートします。

CoEの立ち上げ データドリブン経営の推進メンバーを集めたCoE組織を立ち上げます。役割は2つ。1つは全社視点でのデータ品質の維持と社内のデータ活用の統制。DMO(Data Management Office)が担います。もう1つはビジネス施策の支援。データアーキテクトやデータスチュワードなどのエキスパートが担当します。
データマネジメントの整備・定着化 弊社が独自開発したデータマネジメントフレームワーク「ULDM™(ULSystems Data Management Framework)」をベースにデータ利活用に関するセキュリティや品質管理、ガバナンスなどのガイドラインを整備します。
データ活用サイクルの
構築・定着化
データ利活用のプロセスを実案件を通じて定義します。まずはCoEメンバーによるチームを組成。データを活用して具体的なビジネス課題の解決に取り組みます。ウルシステムズはCoEメンバーの活動を支援しながら、標準的なプロセスやKPIの評価方法を定義します。その後、CoEメンバーがエバンジェリストとして社内のデータ利活用プロジェクトを支援しながらプロセス定着を図ります。

Ex-DP(Extreme Data Platform)

クラウドサービスを利用すればデータプラットフォームは容易に手に入ります。しかし、個人情報をはじめとする機密性の高いデータを扱おうとすれば、セキュリティの確保は避けて通れません。バックアップなどの運用も検討する必要があります。DDX-Method™は、機密データを安心・安全に扱えるサンドボックス環境を数日で構築し、データ利活用のスタートダッシュを可能にします。

データプラットフォームの構築と並行して、お客様メンバーへのスキルトランスファーも実施します。技術の進化やセキュリティリスクの変化に合わせプラットフォームを継続的に進化させられるようにします。ウルシステムズがDX先進企業の支援を通じて培ったノウハウを余すところなくお伝えします。

サンドボックスの有効活用 外部から隔離されたセキュアなデータ分析環境「サンドボックス」をプロジェクト単位で自由に作成・削除できる基盤を構築します。データの収集・分析環境の構築に掛かる手間や時間を減らすことにより、データ利活用を活性化します。
セキュリティファースト データの量や種類、利用者が増えるとセキュリティ要求は複雑化します。セキュリティリスクは常に変化する一方、対策技術も進化を続けています。データを取り巻く環境の変化に素早く対応し、データを安全に扱う環境を維持できるようデータプラットフォームの開発・運用プロセスを整備します。
データプラットフォーム内製化支援 データプラットフォームでは、個人情報をはじめとする機密性の高いデータやビジネスの競争力に直結する企業秘密を扱います。このため、お客様が自らデータプラットフォームを管理・運用するのが理想です。そのために必要なプロセス、ツール・スキルをお客様にトランスファーします。

データドリブン経営実現の課題解決には
経験豊富な伴走者が欠かせません

データドリブン経営に最短距離でたどり着くためには、経営層と現場をつなぐ第三者の存在が欠かせません。経営層主導のトップダウンアプローチは全体最適やスピード感に優れますが、現場の理解や賛同が得られず取り組みが頓挫するケースが珍しくありません。一方、現場主導のボトムアップアプローチは地に足のついた活動になりますが、近視眼的になりがちで全社活動として軌道に乗るまでに時間が掛かります。

だからこそ、経営層 と現場をつなぐ橋渡し役が欠かせません。ウルシステムズは上流から下流まで現場を知り尽くしたコンサルタントがお客様の内部に入り込んでプロジェクトを推進する発注者支援を得意としてきました。データ利活用というデジタルなテーマで経営層と現場をつなぐ第三者として適任であると自負しています。取り組みの過程でノウハウを引継ぎ、お客様の人材を活かした組織と仕組みづくりもサポートします。

重要なことは、ゴールに至る地図を携えて、スピーディに取り組むこと。環境変化に適応し、行先を見定めること。ウルシステムズは、自信をもって次の一歩を進むためのベストプラクティスを提供します。

お問い合わせ

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