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多種多様な仲間と知り合い新たな視点を得る:SOCUISの魅力
お知らせ2025年02月28日

多種多様な仲間と知り合い新たな視点を得る:SOCUISの魅力

ウルシステムズ主催 企業変革ラウンドテーブル「SOCIUS」参加者インタビューvol.1

SOCIUS(ソシウス)」は、ウルシステムズが主催する企業変革ラウンドテーブルです。ビジネスパーソンが企業・組織の垣根を越えて集い、興味のあるテーマについてグループで調査・議論を重ねます。異業種交流を通じて企業変革に携わる仲間づくりの場を提供したいという想いから、ウルシステムズはSOCIUSを創設しました。この度、SOCIUSのメンバーであるキヤノンマーケティングジャパンの北野氏にお話を伺いました。


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  • インタビュイー(写真右)
    北野 晃司氏
    SOCIUSメンバー(リスキリング・アンラーニングチームリーダー)
    キヤノンマーケティングジャパン株式会社
    情報通信システム本部デジタル戦略部 チーフ

  • インタビュアー(写真左)
    髙橋伸明
    SOCIUS モデレーター(リスキリング・アンラーニングチーム担当)
    ウルシステムズ株式会社
    ビジネスプランニング室シニアマネジャー

リスキリングの真の課題発掘

― SOCIUS参加のきっかけと参加されているテーマを選んだ理由を教えてください

SOCIUS
は上司からの紹介で知りました。私自身もともと異業種交流には興味があり、SOCIUSで取り上げられるテーマが面白そうだと思い手を上げて参加を決めました。6つのテーマがあり、業務で普段からDX人材育成に携わり課題感を持っていたのでリスキリング・アンラーニングを選びました。テーマについて勉強をするのであれば、セミナーや講座受講という選択肢もありました。しかし、社外の方との活動を通して人材交流もできる場であることに魅力を感じてSOCIUSを選びました。

― リスキリング・アンラーニングは確かに多くの企業が注目しているテーマですね

そうなんです。一般的にも言われていることですが、私もやはり背景にはDX人材不足があると思います。自社でもDX人材育成のためにリスキリングに取り組んでいるのですが、様々な課題に直面しています。SOCIUSを通じて、自社に合う解決策を探っていきたいと思いました。

― 解決策を探るためにチームではどのような活動をしていますか

まずは、チームメンバーがリスキリングに関して抱えているリアルな課題を洗い出してみました。メンバーはさまざまな業界の企業に所属しているので、多種多様な課題が出てきました。次に、これらの課題に対する原因について議論を進めました。初めはそれぞれの課題に対して、それぞれ固有の原因があることを想定していました。しかし議論を進めていくうちに、共通点があることに気が付きました。それは、リスキリングを実行するにあたっての土台作りに原因がある点です。
当初リスキリングの実行自体に課題があると思っていたので、これは意外でした。もちろん実行に当たっての課題もありますが、チームメンバーが抱えている真の課題はリスキリングの実行のための土台作りでした。

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― 土台作りとは具体的にどんなことが必要なのでしょうか

まず土台づくりとは、組織の風土変革や人事制度の適切な準備のことを指しています。組織風土に関しては、変化への抵抗や学習文化が根付いていないといった課題があります。人事制度に関しては、リスキリングを実行するにあたって評価制度が整っていない、キャリアパスが描けないというような課題があります。そしてこの土台作りが整っていないことで、リスキリングが進まなかったり学習した後に人が辞めてしまったりといったことに繋がってしまうのです。これらの課題について、これから解決策を探っていく予定です。

― 今後どのように解決策を見出していく予定でしょうか

チームで議論した結果、実際にリスキリングに成功した事例について調査することで解決策が見いだせるのではという仮説を立てました。チームメンバーで調査・ディスカッションを実施するほか、実際にリスキリングに取り組んでいる企業へのヒアリングを試みました。
SOCIUSには他のチームメンバーも含めて多くの仲間がいます。その方々を通じて所属企業の成功事例のヒアリングをさせて欲しいと投げかけてみたところ、ご協力していただけることになりました。先日ヒアリングを実施し、リスキリングの担当部長の方にご対応していただくことができました。やはり直接担当されている部長の方でしたので、取り組みについての課題や苦労した点なども具体的にお聞きすることができて解決への大きなヒントになりました。
通常、いきなり企業のリスキリング担当者に話を聞かせてくださいと依頼させていただいても実現することはなかなか難しいことです。このようにメンバーを通じてさまざまな企業に接触できることも、SOCIUSのいいところの一つですね。

学び好きのメンバーと積極的に議論

― チームでの活動の頻度や進め方について教えてください

活動は月1-2回程度で、対面とリモートを組み合わせてグループワークを実施しています。内容は、各自がテーマに基づいて調査を行い、その結果をチーム内で発表してディスカッションを行います。調査の宿題はあるものの、それとは別に自主的に各自で得意分野について調べたり深堀りしたりしてチーム内でシェアしています。チーム活動は通年で実施しており、その中で中間報告と最終報告というチーム毎の発表会があります。今はその最終報告の準備を進めているところです。

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― チームメンバーやチームの雰囲気について教えてください

リスキリング・アンラーニングチームは、事業会社やコンサルティングファームなど、多種多様な企業に勤めているメンバーで構成されています。みなさん積極的で学び好きです。普段の業務環境とは異なり年齢層の幅は広いのですが、お互い気負いすることなく話し合えています。チームの中では私が一番年下ですが、良くも悪くも気を遣わずに活動することができています。

― 多種多様な企業の方々と活動をする中で感じていることはありますか

話す内容や調べて発表する内容など、何をとっても新鮮なことしかありません。みなさん様々なキャリアを歩んでいる方々なので、経験や観点もそれぞれ異なります。物事の捉え方などとても勉強になっています。あるメンバーの方はSOCIUSの活動中に自らリスキリングを実行されて別のキャリアを歩まれていたりします。ここではお伝えしきれない新たな発見や知見をたくさん得ることができており、異業種の方々との交流のメリットを実感しています。

― 業務との両立は大変ではないかと気にされる方もおられるかもしれませんが

そこは心配されないでもいいと思います。業務に負担をかけない範囲で活動ができていますし、むしろメンバーとディスカッションをする中で得られた知識や新しい視点など業務に活かせることを得ることができます。参加当初期待していた人材交流も、知見を深めることも実現できています。

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― これから参加を検討されている方々へのメッセージをお願いします

こんな課題を感じているけれども他社はどうしているのだろう、自分の考えについて外からの意見が欲しい、などの想いがありましたら、まずは外に出てみると新しい発見があると思います。その一つの候補として、SOCIUSを考えてみてはいかがでしょうか。みなさまの想いを実現できる場ですし、それを主催のウルシステムズが十分にサポートしてくれる環境です。少しでも興味がある方は、ぜひ前向きにご検討ください。


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