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ウルシステムズ、ぴあ内製開発チームにおける「Devin」の活用を支援
プレスリリース2025年06月17日

ウルシステムズ、ぴあ内製開発チームにおける「Devin」の活用を支援

〜自律型AIソフトウェアエンジニアをシステム開発実務に導入〜

ウルシステムズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:横山芳成、以下、ウルシステムズ)はこの度、ぴあ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:矢内廣、以下、ぴあ)のシステム内製チームにおける自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」の活用をご支援しました。

ぴあは2200万人超の会員組織と約3万8000カ所の販売ネットワークを持つ日本最大手のチケットエージェンシーです。インターネット普及以前の1980年代にチケットのシステム販売をスタートして以来、チケット販売のオンライン化やアプリによる顧客接点の創出、デジタルマーケティングの推進、オンライン配信の拡充などエンターテインメント産業のデジタル活用を牽引してきました。

同社は近年、ビジネスとデジタルの融合と、ビジネスのスピードアップを目的にシステムの内製化に注力しています。今春にはIT共創開発部を発足し、自社エンジニアが事業ニーズに応じてシステムを開発する体制を整えました。同部門の立ち上げを支援するウルシステムズが提案したのが米Cognition AI社が提供するDevinの活用です。設計から開発、テスト、デプロイまで開発業務を一気通貫でこなすDevinをチームに加えることで少人数でも高品質なシステムを迅速に提供できるようにする狙いです。

ウルシステムズの提案を採用したIT共創開発部は2025年3月よりDevinの利用を開始しました。まずは品質管理の分野に絞り、以下のようなテーマで活用しています。

  • 単体テストコード生成およびUI修正後のブラウザによるテスト
  • 仕様の明確化を目的とした既存サービスのリバースエンジニアリング
  • 開発に関わる各種ドキュメントの定期的なメンテナンス
  • Devin Wikiによる既存ソースコード資産の全体像把握
  • 既存機能に類似した新機能のソースコード作成

ぴあのIT共創開発部における内製推進を統括する山田武史氏は次のようにコメントしています。
「生成AIの活用はシステム開発において今後スタンダードになることが想定され、内製開発を推進しビジネスアジリティの向上を図るためにも、早期に取り組むべき重要なテーマと考えていました。そのため、今回のウルシステムズの提案は私達にとって歓迎すべきものでした。利用開始から2カ月間が経過した現時点ですでに生産性向上を実感しています。現状ではまだ実験段階に留まっていますが、今後は内製開発全般にDevinを組み入れ、環境を整備しながら、より的確な指示を与えることで、さらなる生産性向上を実現できると確信しています。」

ウルシステムズはCognition AI社のパートナーとして今後もぴあのDevin活用をご支援してまいります。

AIエージェント「Devin」の企業導入サービス

https://www.ulsystems.co.jp/services/devin-ai-driven-development.html

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