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ウルシステムズ、ドームのデータ活用に向けた構想を支援
プレスリリース2016年03月09日

ウルシステムズ、ドームのデータ活用に向けた構想を支援

概念検証・プロセス確立のためのコンサルティングを実施

ウルシステムズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:漆原茂、以下、ウルシステムズ)は、株式会社ドーム(本社:東京都品川区、代表取締役:安田秀一、以下、ドーム)のデータ活用構想を検証するためのパイロットプロジェクトを実施しました。

ドームは、「スポーツプロダクト事業」「スポーツサプリメント事業」「スポーツメディカル事業」「パフォーマンスディレクション事業」を展開しています。その中心となるスポーツプロダクト事業では、アスリートのためのパフォーマンスアスレチックブランド「アンダーアーマー」の正規日本ライセンシーとして、米国アンダーアーマー社とのパートナーシップのもと、最新商品のグローバル展開、および国内向けに開発した専門商品の展開を行っています。同社は、ITを競争優位性の源泉と位置づけ、サプライチェーンの再構築やマーケティング・コマース基盤の整備を推進してきました。

ドームはこのほど、売上拡大やサービスの付加価値向上を目的としたデータ活用に着手。自社におけるデータ活用のあり方や分析のプロセスを策定しました。構想の実現可能性を検証し、必要なスキルやノウハウを獲得するためのパイロットプロジェクトを実施するにあたり、データ活用に関して豊富な実績を持ち、中立的な立場でコンサルティングを行うウルシステムズをパートナーとして選びました。

ウルシステムズはデータ分析のパイロットプロジェクトを実施しました。ビジネス課題の整理からデータ分析結果の活用に至るまで、一連の作業をドームと共同実施。データ活用の概念を検証しつつ、分析プロセスの確立とドームのスタッフへのスキルトランスファーを実施しました。早期にデータ活用の効果を確かめるため、対象とする事業やデータを絞ったほか、分析インフラにはアマゾン ウェブ サービスのクラウド型DWH「Amazon Redshift」を使用しました。これにより、約2カ月間でプロジェクトを完了しました。

今後、ドームの情報システム部門スタッフはパイロットプロジェクトで獲得したスキルとノウハウを活用し、データ活用を推進していく予定です。今回のプロジェクトについて、株式会社ドーム 情報システム部長の渡辺智宏様は以下のように述べています。

「ウルシステムズ様の戦略的ITコンサルティングにより、ノウハウが詰まったデータ分析技術を学ぶことができました。情報から意味を見出していく方法論の他に、ツールによって現象をとらえ、それを共通言語としてアクションへつなげていく一連の流れを概念実証していただきました。今後の課題として、「事実を知る」ということがとてもシンプルで奥深いことが分かりました。事実は"情報"によって示され、その"情報"が人に伝わるから「事実を知る」ことができるわけですが、たとえ整理された"情報"が目の前にあっても伝わらないことがあるということです。媒介する「情報」に対し、ビジュアライズの付加価値要素を追求していきたいと思います。」

ウルシステムズは今後もドームの取り組みを全面的にバックアップしてまいります。

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