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ウルシステムズの「UMLaut®/J-XML™」、流通業界の次世代EDI標準に対応を表明
プレスリリース2006年07月27日

ウルシステムズの「UMLaut®/J-XML™」、流通業界の次世代EDI標準に対応を表明

~インターネットを使った受発注を実現するソフトウェアを提供~

ウルシステムズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:漆原 茂、以下 ウルシステムズ)は、インターネットを使った受発注を実現するソフトウェア「UMLaut/J-XML™」を、日本チェーンストア協会と日本スーパーマーケット協会が合同で検討をすすめている次世代EDI標準に対応させることを表明します。

現在流通業界では、旧来の通信手段であるJCA手順(注)に代わる新しいインターネット環境のEDIを実現すべく、様々な標準化活動が行われています。このたび、経済産業省の流通システム標準化事業と共同で、日本チェーンストア協会と日本スーパーマーケット協会が次世代EDI標準化を検討している動きを受け、「UMLaut/J-XML™」を改良して積極的に対応していくことにしました。

ウルシステムズの「UMLaut/J-XML™」は、インターネットを活用した高速で安全・安価な企業間取引を実現する受発注ソリューションです。日本の流通業の多様な業務フローを網羅しているため、取引先ごとに個別システムを構築する手間や開発コストを抑えることができます。また、電子受発注機能に加えて、特売企画や在庫などの豊富な情報をリアルタイムに交換することが可能です。これまで生産・卸・物流・小売とそれぞれの間で途切れていた情報がつながるだけでなく、ICタグを用いたトレーサビリティなどを可能にするビジネス基盤を提供します。これまで人手や紙に頼っていた煩雑な伝票処理を簡素化できる、伝票レスの機能も実現しています。

ウルシステムズでは、今後段階的に策定されていく次世代EDI標準の仕様を順次実装してまいります。また実装したソフトウェアは「UMLaut/J-XML™」の新版として製品化し、パートナー企業各社を通じて販売していく予定です。

(注)JCA手順

1980年代前半に日本チェーンストア協会(JCA)にて定められた通信制御手段で、企業間電子商取引(EDI)として流通業界に普及し活用されています。固定長フォーマットを使用した受発注データ交換の仕組みで、公衆回線での利用が前提です。

UMLaut及びJ-XMLはウルシステムズ株式会社の登録商標または商標です。その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

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