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ウルシステムズ、ANAの国内線予約システム「ANA SKY WEB」刷新を支援
プレスリリース2011年08月24日

ウルシステムズ、ANAの国内線予約システム「ANA SKY WEB」刷新を支援

~大規模プロジェクトを牽引し、高品質・高性能での稼動開始に貢献~

ウルシステムズ株式会社(代表取締役社長:漆原 茂、本社:東京都中央区、以下:ウルシステムズ)は、全日本空輸株式会社(代表取締役社長:伊東 信一郎、本社:東京都港区、以下ANA)が運営するインターネット予約サイト「ANA SKY WEB」(http://www.ana.co.jp/)の全面刷新を支援しました。

「ANA SKY WEB」は、一日に40万人以上が訪問する急成長中の大規模インターネット予約サイトで、年間3 300億円以上の売り上げを担っています。ウルシステムズは、2004年2月の大規模リニューアル支援に引き続き、今回の刷新プロジェクトにおいても発注者側であるANAおよびANAグループのIT部門と一体となりプロジェクトを推進しました。

一般に大規模プロジェクトでは、会社・部門・チーム間など各ステークホルダーが持つ利害関係の不一致により意志の疎通が図れず、プロジェクト推進のボトルネックとなってしまい大きな問題となることがあります。「ANA SKY WEB」プロジェクトでは、会社や部門間をまたぐ横断的な協力体制の構築及び調整役としての役割の一部をウルシステムズが担い、プロジェクトを推進しました。ウルシステムズは「ユーザー主導開発™」(注)のノウハウを適用し、発注側の立場でベンダーコントロールや課題管理、性能面の管理、テスト計画の策定、品質・障害管理などを強力に支援しました。その結果、高い性能と品質を確保しつつ無事に全面刷新することができました。

今回の刷新により、「ANA SKY WEB」では空席照会が10倍以上高速に処理できるようになり、さらなる収益増への貢献が期待されています。刷新プロジェクトの責任者である全日空システム企画株式会社 国内旅客システム部 専門部長 金野様は、「ANA SKY WEBという当社にとって非常に重要な戦略的IT刷新プロジェクトにおいて、ウルシステムズさんは大規模基幹システムのコンサルティングで培った高い技術力と調整力で課題解決を実施し、高品質での稼動開始ができるようプロジェクトを推進してくれました。今後も、ウルシステムズのコンサルティング力に期待しています。」と述べています。

ウルシステムズでは、今後も発注側支援コンサルティング「ユーザー主導開発」で経営に貢献する戦略的ITの実現を積極的に支援してまいります。

航空券空席照会・予約サイト「ANA SKY WEB」画面イメージ

航空券空席照会・予約サイト「ANA SKY WEB」画面イメージ(URL:http://www.ana.co.jp/

(注)ユーザー主導開発™

ユーザー企業が自らITプロジェクトに積極的に関与することで、無駄のない適正なコストでのシステム開発と人材育成が可能となるという新しい考え方で、システム開発の方法論とツールから成る知的資産。これからの情報システムプロジェクトのあり方として、2009年にウルシステムズが提唱。「ユーザー主導開発」の結果、発注側企業がプロジェクトを牽引することで売り上げや利益に貢献するITを適正な価格と工期で実現している。

本件に関するお問い合わせ

ウルシステムズ株式会社
広報室 氏家 おりえ
TEL:03-6220-1400
Email:press@ulsystems.co.jp

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