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ウルシステムズ、マネースクウェア・ジャパンの基幹システムを刷新、最先端の高速処理化を実現
プレスリリース2010年02月05日

ウルシステムズ、マネースクウェア・ジャパンの基幹システムを刷新、最先端の高速処理化を実現

ウルシステムズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:漆原 茂、以下ウルシステムズ)は、株式会社マネースクウェア・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山本 久敏、以下M2J)の基幹システムを刷新し、最先端の高速処理化を実現したことを発表します。

日本のFX事業の先駆者であるM2Jでは、今後のさらなる事業拡大をにらみ、同社独自の注文方式はそのまま活かしつつ基幹システムを刷新する必要がありました。価格生成処理能力だけでなく値洗い機能の高速化も含め、IT投資の見直しも求められていました。システムを全面再構築すると非常に高額になり、市販パッケージソリューションの導入では他社との差別化ができません。そこでM2Jは、金融システム構築やハイパフォーマンスなアーキテクチャ設計の実績が豊富なウルシステムズをパートナーに選び、既存の基幹システム刷新に着手しました。

ウルシステムズは、M2J独自の発注システムはそのまま残しつつ、基幹システムの内部構造のみを再設計し刷新しました。いわば既存システムをリフォームすることで、全面再構築する場合に比べて開発コストを1/3以下に削減し、納期もわずか4ヶ月で完了しました。金融の既存システムの内部構造のみを刷新するという技術難易度の高いプロジェクトを遂行する上で、ウルシステムズは「ユーザー主導開発(ULSD)」を適用することにより、既存の複雑なシステム仕様を読み解き成功裏に導きました。

ウルシステムズは今後も、先端のIT技術とコンサルティングの知見を駆使しM2JのFX事業の拡大に貢献していきます。

(注)「ユーザー主導開発(ULSD)」

ULSDとは、User Lead System Developmentの略。ユーザー企業が自らITプロジェクトに積極的に関与することで、無駄のない適正なコストでのシステム開発と人材育成が可能となるという新しい考え方。システム開発の方法論とツールから成る知的資産。これからの情報システムのあり方として、2009年にウルシステムズが提唱。賛同するユーザー企業が増加中。

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