ウルシステムズ株式会社（本社:東京都中央区、代表取締役社長:漆原 茂、以下 ウルシステムズ）はこのたび、日本の流通業におけるXML-EDIの普及を推進するため、自社開発した次世代XML-EDIソフトウェア「UMLaut（ウムラウト）/J-XMLTM」に加え、導入に必要なサーバやデータベース、通信制御のためのソフトウェアを統合し、オールインワン製品として販売することを発表します。この製品は、2006年12月よりウルシステムズ及び同社のパートナー企業を通じて全国で販売されます。
従来のXML-EDI製品を調達する際は、ハードウェア及びデータベースや通信ソフトウェアをそれぞれ別途購入する必要がありました。そのため、XML-EDI導入コストが高くつく結果となり、普及の障壁となっていました。また、ハードウェア上に各種ソフトウェアを導入するために必要なインストールやチューニングにも多くの時間がかかり、導入から稼働までの時間の短縮が課題となっていました。そこでウルシステムズは、これらの課題を解決し、安価で短期間にXML-EDIの稼働を可能にするオールインワン製品を開発いたしました。
本製品は、ウルシステムズが開発した次世代XML-EDIソフトウェア「UMLaut（ウムラウト）/J-XMLTM」（注）に加えて、次世代XML-EDI導入に必要なデータベース、XML-EDIの通信ソフトウェア、ハードウェアをセットで提供するオールインワン製品です。お客様は、導入時の工数を削減でき、容易に素早くシステムを稼動させることができます。また大規模システムにも拡張可能なため、売上が1 000億円を超える大規模なお客様にも十分に対応が可能です。
本製品には1台に全てのソフトウェアがインストールされているワンボックスタイプと、複数マシンで高い可用性と信頼性を実現するラックマウントタイプの2種類があります。製品の名称及び価格は、以下の表の通りです。
| 製品名 | 標準小売価格 |
| UMLaut/J-XMLTM ワンボックスタイプ | 8 500 000円～（2CPU） |
| UMLaut/J-XMLTM ラックマウントタイプ | 個別見積り |
本製品には、以下が含まれます。
- UMLaut/J-XMLTMサーバ（UMLaut/J-XMLTMワンボックスタイプ）
- ebXML通信ソフトウェア
- データベース
- OS
ハードウェアの主な仕様はCPU:2CPU 、メモリー:4GB、内臓ディスク:500GBです。本製品の詳細な構成及び個別見積もりの価格は、info@ulsystems.co.jpまでお問合せ下さい。
ウルシステムズは、流通業界における次世代XML-EDIの普及促進を目指し、今後3年間で大手小売業など約100社以上への販売を目標としています。
UMLaut及びJ-XMLはウルシステムズ株式会社の登録商標または商標です。その他、記載されている会社名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。