ウルシステムズ、株式会社パソナテックの人材派遣/人材紹介管理システムを開発

戦略的ITビジネス・コンサルティングカンパニーであるウルシステムズ株式会社（本社 東京都中央区、代表取締役社長 漆原 茂）は、株式会社パソナテック（東京都渋谷区、代表取締役社長 森本 宏一）の人材派遣/人材紹介管理システム再構築・BPRプロジェクトへ、コンサルティングパートナーとして業務分析・システム化対象の検討、プロトタイプ作成からシステム構築に至る包括的なコンサルティングを実施致しました。その結果、同社へJavaによる大規模基幹システムを実現・提供したことを発表致します。

IT業界におけるソフトウエア技術者の慢性的な不足という状況下で、人材派遣/紹介業務は保有するエンジニアリング・リソースを最大限に活用し、企業顧客のニーズへ迅速に対応する必要があります。ITとインターネットの分野に特化した技術者の派遣と紹介を行う、株式会社パソナテック（以下、パソナテック）は企業顧客、登録技術者双方のニーズ・利便性を考慮し、派遣紹介業務におけるスピードと生産性の向上を目指す基幹システム再構築とBPRに着手しました。ウルシステムズ株式会社（以下、ウルシステムズ）は当再構築プロジェクトに、ビジネス領域の分析、オブジェクト指向システム分析・設計、データ定義、システム実装に至る一連のコンサルティングサービスを提供しました。

ウルシステムズは、Java、XMLなど先進の技術を用いたソフトウェアフレームワーク「UMLaut^TM（ウムラウト）」によって、戦略的ビジネスシステムのビジネス立案からシステム構築まで短期間かつ高品質、高拡張性、高信頼性に富んだシステムを実現しました。当基幹システムはオブジェクト指向型分析・設計のための標準言語UML（Unified Modeling Language）による分析・設計の後、仕様変更や追加に柔軟に対応できるイテレーション開発を行い、Javaにより構築されています。最終的なシステムは75万ステップにのぼる大規模なものです。

システムのビジネスゴールは以下の通りです。

• フロントオフィス業務の効率化
• バックオフィスのシステム化とフロントとの連携
• 今後の事業拡大にも対応できる柔軟な基盤

システム今回の発表にあたり、ウルシステムズ代表取締役社長 漆原 茂は次のように述べています。
「パソナテック株式会社様の最も重要な基幹ビジネスシステム構築には、ビジネスの立案から大規模な先端IT構築まで一貫したプロセスが大切です。今回、UMLやJava等の先端技術を活用し、パソナテック様の戦略を支援する大規模なシステムを構築できました。」また、パソナテック代表取締役社長 森本 宏一は次のように述べています。

「単なる要求仕様のエンジニアリングではなく弊社ビジネスモデルを理解し、先進的なフレームワークとテクノロジをもって競争力強化実現のためのITアーキテクチャーとして非常に満足のゆくシステムが完成しました。」