NEWS
ニュース
ウルシステムズ、事業拡大に伴い、IIJ、ウォーバーグピンカス、TIS、リクルートから総額6億4500万円を第三者割当増資
プレスリリース2001年06月28日

ウルシステムズ、事業拡大に伴い、IIJ、ウォーバーグピンカス、TIS、リクルートから総額6億4500万円を第三者割当増資

~パートナーシップ強化と事業拡大~

eビジネスの戦略的テクノロジーコンサルティングカンパニーであるウルシステムズ株式会社(本社 東京都港区、代表取締役社長 漆原 茂)は事業拡大に伴い、総額6億4500万円の第三者割当増資を実施しました。出資後の資本金は7億250万円となります。引き受け先は、米国最大級のベンチャーキャピタルであるウォーバーグピンカスをはじめ、既存株主であるTIS株式会社と株式会社リクルート、さらに今回新たに参画した株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)の合計4社です。

インターネット市場の成長と共に、eビジネスのソリューションを提供する企業への要求は高度化かつ多様化しています。とりわけ高い要求は、(1)ITの先端技術をバックグラウンドにお客様のビジネスを理解し、お客様の立場から中立にプロジェクトをオーガナイズできること、(2)短期間にビジネスモデルをシステムとして実現する方法論、開発手法、ソリューションを提供できること、(3)スピード開発でも高品質、高可用性、高信頼性が保証できること、(4)ビジネスの変化のスピードに追従して、追加、変更が可能な柔軟なソリューションをサポートできること、(5)長期的に陳腐化しないオープンで標準かつ先進の技術を適用できること、などです。

ウルシステムズは、ソフトウエア工学を駆使したオブジェクト指向ベースの方法論を備え、JavaTM、XMLなど先進の技術を用いたフレームワークによってこのようなユーザニーズにこたえる体制を整えています。これによって、お客様の経営戦略のモデリングから実際のシステム構築まで一貫したプロセスフローに従い、お客様のコアビジネスを支える重要なITを高品質かつスピーディに提供します。独自の方法論をもとに製造、流通、通信、金融、証券・保険、サービス業など、幅広い市場をターゲットとしたインターネット環境下の先端システムを短納期で実現します。

現在日本では最先端のオープンシステムの技術者が圧倒的に不足しています。特にお客様の経営戦略を正確に理解し、モデリングし、先端の技術を用いて構築する、という一連の技術ノウハウを備えた技術者はきわめて希少です。ウルシステムズはそのような技術ノウハウを備えた実績ある技術者を擁するコンサルティング企業として2000年7月に設立されました。以来、大規模かつミッションクリティカルなシステムを先進の方法論と実装技術で確実にIT化し、お客様のビジネスを加速することにフォーカスして、実際のプロジェクトを推進してきました。今回の増資により、各分野でのリーディングカンパニーとのパートナーシップを強化し、コンサルティング事業を一層拡大していきます。

今回実施した第三者割当増資にあたり、以下の戦略パートナー企業4社より出資を受けました。

  1. ウォーバーグピンカス(本社 米国ニューヨーク 社長 ジョン・ボーゲルスタイン)
  2. 株式会社インターネットイニシアティブ(本社 東京都千代田区、代表取締役社長 鈴木 幸一)
  3. TIS株式会社(東京本社 東京都港区、取締役社長 船木 隆夫 コード番号9751:東証・大証第一部)
  4. 株式会社リクルート(本社 東京都中央区、代表取締役社長 河野 栄子)

今回の増資は、コンサルティング体制と技術部隊の強化、方法論、フレームワークのさらなる洗練化への投資と共に、出資企業との協業を密にし大規模なソリューション展開を進めることを目的としています。オブジェクト指向技術(UMLTM/JavaTM/XML)や先進のソフトウエア工学をベースとした大規模なITソリューション向けフレームワークをさらに拡充し、コンポーネントをベースとしたスピーディかつ高品質なシステムを構築していきます。

ウルシステムズ株式会社 代表取締役社長の漆原 茂は「ネットビジネスを推進するクライアントと真に成功を共有するためには、経営戦略を理解した上で、大規模なITを提供する実力が必要となります。当社の強みはまさにその技術リソースを集中できることにあります。これまで順調に拡大してきた事業を、今回の増資を期に戦略パートナーの各社とともに、より大きなステージへと拡大していきます。」と述べています。

ウルシステムズ株式会社は、eビジネスを推進するコンサルティング&テクノロジーカンパニーです。

記載されている会社名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

プレスリリース一覧