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ウルシステムズ、SIPS市場のリーディング企業を目指し最先端技術を中核に本格的に事業展開を開始
プレスリリース2000年10月30日

ウルシステムズ、SIPS市場のリーディング企業を目指し最先端技術を中核に本格的に事業展開を開始

~第三者割当増資を行い、パートナー6社からの出資を受けて体制強化~

eビジネス向けの戦略的なインターネットプロフェッショナルサービス(SIPS: Strategic Internet Professional Service)カンパニーであるウルシステムズ株式会社(本社 東京都港区、代表取締役社長 漆原 茂)は、本日からサービスの提供を開始することを発表します。SIPS分野のトップ企業として、本格的なeビジネスの成功に必要不可欠な大規模トランザクション処理や高信頼技術を最先端のJavaTMやオブジェクト指向で実現していきます。

また、今回のサービス提供開始にあたり第三者割当増資を実施し、米国最大級のベンチャーキャピタルであるウォーバーグピンカスをはじめ、戦略的パートナーとなる日米の有力企業6社から出資を受けました。出資後の資本金は3億8千万円となります。

インターネット市場の成長と共に、eビジネスのサービスを提供する企業に求められる要素や条件は増えています。とりわけ「戦略的コンサルティング」「IT開発の技術」「デザイン及びマーケティング」は重要な柱であり、eビジネスを成功させるためにはどれも必要不可欠です。これらすべての機能を包括的に提供するのがSIPSと呼ばれる分野です。

ウルシステムズが提供する主なサービスは、新しいビジネスモデルをインターネット上で実現するための戦略的コンサルティング、 Webデザインとマーケティング支援、及びJavaやオブジェクト指向方法論などの最先端技術を活用した大規模なシステム開発になります。製造、流通、通信、金融、証券・保険、サービス業など、幅広い市場をターゲットとします。特にB2Bシステムに代表されるインターネット環境下での大量のトランザクション処理や高信頼システムの構築、既存システムとの統合などを、短納期で実現します。

現在日本では、最先端のオープンシステムの技術者が圧倒的に不足していると言われておりますが、ウルシステムズはSIPSカンパニーとしては日本で初めてオープン系の大規模IT開発の実績ある優れた技術者を揃えた企業となります。処理量が多くダウンすることが許容されない大規模なeビジネス市場にフォーカスし、それを具現化できる技術力を備えたSIPS会社として事業を展開していきます。

また、今回実施した第三者割当増資にあたり、以下の戦略パートナー企業6社より出資を受けました。(50音順)

  • ウォーバーグピンカス(本社 米国ニューヨーク 社長 ジョン・ボーゲルスタイン)
  • 沖電気工業株式会社(本社 東京都港区、代表取締役社長 篠塚 勝正)
  • 株式会社東洋情報システム(東京本社 東京都中央区、取締役社長 船木 隆夫)
  • 株式会社リクルート(本社 東京都中央区、代表取締役社長 河野 栄子)
  • 日本ヒューレット・パッカード株式会社(本社 東京都杉並区、代表取締役社長 寺澤 正雄)
  • BEA Systems Inc.(本社 米国カリフォルニア州サンホゼ、ウィリアム・コールマン会長)

今回の増資は、SIPSを提供するための体制を強化すると共に、出資企業との協業を密にし大規模なソリューション展開を進めることを目的としています。戦略コンサルタントやデザイナー、IT技術者を含め、2001年度末までに100名以上の体制を構築します。また先端技術導入にフォーカスしたInnovation Centerの設立を行い、オブジェクト指向による大規模B2Bソリューションを確立していきます。

ウルシステムズ株式会社 代表取締役社長の漆原 茂は「ネットビジネスを推進するクライアントと真に成功を共有するためには、上流の経営コンサルティングからデザイン及びIT技術を包括的に提供する必要があります。特に日本においては優秀な技術力、大規模システムの構築能力が最も市場から渇望されており、当社の強みはまさにその技術リソースを集中できることにあります。今回の増資を期に、戦略パートナーの各社とともに日本発のグローバル企業としてSIPSのリーディングカンパニーを目指していきます。」と述べています。

記載されている会社名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。

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