Q:開発の進め方に口を出すとうまくいかなかったとき自分たちの責任になりませんか?
それはそのとおりです。ただ、丸投げしてもそれは同じです。よく考えてみて下さい。納期が遅れてサービス投入が遅延したときの機会損失、システムに不具合が生じて損失が出たとき、開発ベンダーがその責任を取ってくれますか?ベンダーだって馬鹿じゃありません。契約書を見ればわかりますが、必要以上の責任を負わないような契約になっています。システム開発がうまくいかないことによって生じるビジネストラブルの責任はユーザー企業が負うことには変わりないのです。 欧米ではユーザー企業が、インフラ、PKGソフト、インテグレーション、保守・運用、これらを分解して切り出して発注しています。それぞれで、必要な範囲の責任をとってもらえばよいのです。丸投げすることによって、システム開発が失敗したときの責任回避ができるということ自体が幻想で、その幻想に高いコストを払ってきたわけです。

