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実例で学ぶWebシステムのチューニング手法
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コラム
■サンプルアプリケーションの動かし方
サンプルアプリケーションのディレクトリ構成等は、サンプルディレクトリ直下のreadme.txtを参照いただきたい。
サンプルアプリケーションを構築するには以下の作業が必要だ。
データベースの作成
データベースはWebLogic Server評価版に付属のCloudscapeの評価版を使用するのが最も手軽である。
今回の記事の中でもこのcloudscapeデータベースを使用した。もちろんOracleなど他のデータベースを使用することも可能だ。
Cloudscapeのデータベースインスタンスと表を作成するには、テーブルを作るSQL文を記述した定義ファイルを、コマンドラインユーティリティによって起動する。この際、Cloudscapeに関連するいくつかのjarファイルをクラスパスに通さなければならない。
環境設定のために、サンプルアプリケーション直下のsetEnv.cmdを編集し、以下の2行を設定する。
JAVA_HOME : jdkのインストールディレクトリ
WL_HOME:WebLogic Serverのインストールディレクトリ
WebLogic Serverがデフォルトインストール状態であれば、
JAVA_HOME=c:\bea\jdk131
WL_HOME=c:\bea\wlserver6.1
となる。この2つのパラメータをセットし、コマンドラインからsetEnv.cmdを実行することにより、環境変数がセットされる。
環境変数がセットされたら、データベースの作成に移る。コマンドラインから以下のコマンドを入力する。
WebLogic Serverがデフォルトインストール状態であれば、
$ java utils.Schema pool-url;create=true \
COM.cloudscape.core.JDBCDriver [定義ファイル]
するとデータベースが作成される。
サンプルアプリケーションを動かすためのテーブルを作る定義ファイルは、dataディレクトリの下のsample.ddlである。
WEBアプリケーションの作成
アプリケーションのコンパイルとWEBアプリケーションの作成を行う。
サンプルアプリケーションのbinディレクトリに配置されているbuild.batを動かすと、
1.環境変数の設定
2.アプリケーションのコンパイル
3.web.xml,weblogic.xmlの生成
4.アプリケーションアーカイブの作成
5.WebLogicドメインのアプリケーションディレクトリへアーカイブの配置
が、行われる。WebLogic Serverがデフォルトインストール状態である場合には、問題なくbbsApp.warというファイル名のウェブアプリケーションが作成されるはずである。それぞれの処理で行った、処理の詳細はbuild.batの中身を参照いただきたい。
サーバのコンフィグレーション
アプリケーションサーバのコンフィグレーションは、起動するWebLogicドメインのホームディレクトリ(デフォルトではc:\bea\wlserver6.1\config\mydomain)直下のconfig.xmlに記述する。
WebLogic Server自体は、デフォルトのconfig.xmlのままで起動が可能であるが、サンプルアプリケーションを動かすためには、
・コネクションプールの作成
・WEBアプリケーションのデプロイ
の設定を追加する必要がある。
サンプルアプリケーション用のコンフィグレーションファイルが、config.xmlとして収録されている。この中から必要な部分を抜粋してマージするか、あるいは、丸ごと置き換えることで、設定が完了する。また、これらの設定は、WebLogic Server起動後のconsole画面からも設定が可能だ。
コンソール画面は
http://hostname:7001/console
でアクセス可能だ。
"Hostname"の部分にはWebLogic Serverが起動しているマシンのIPアドレスあるいはホスト名をいれればよい。
WebLogic Serverの起動
デフォルトのインストール状態でも、起動するWebLogicドメインのstartWebLogic.cmdを実行することにより、WebLogic Serverを起動することが可能だ。しかし、cloudscapeデータベースを使うためには、クラスパスとデータベースホームディレクトリの設定が必要になる。こちらも、サンプルアプリケーションのbinディレクトリのstartWebLogic.cmdを使用する、それらが設定された状態でサーバを起動することができるので、利用していただきたい。
WebLogic Serverが起動したら、早速アクセスしてみよう。
http://hostname:7001/bbsApp/bbs
で掲示板の画面が現れたら成功だ。
JMeterで負荷をかけ、サーバのパラメータを最適化し、スレッドダンプやProfilerといったツールを用いてシステムの性能特性を測定し、解析を行いシステムをチューニングを実際にしてみよう。今回記事の中で扱ったいかのアプリケーションは付属のCD-ROMに収録されている。
WebLogic Server6.1
Apache JMeter 1.6.0
Sitraka JProve 3.0