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J2EEパターン―明暗を分ける設計の戦略 |
J2EEでアプリケーションを実装しようとすると、仕様が広い分いろいろな実現方法が出てきてしまいます。これでは品質もバラバラになってしまう上に、生産性もあがりません。実はJ2EE上のアプリケーションを調べていくと多くの場合はかなり設計が似てきます。似ている設計同士をまとめて、「パターン」と呼びます。将棋でいう「定跡」です。定跡を知っているのと知らないのとでは将棋の実力に雲泥の差がでるのと同様、J2EE上の設計パターンを知っていれば、とても楽に実際の開発を行うことができます。ある意味「先人の知恵」とでも言うのでしょうか。こういう形で設計しておけば間違いない、という基本について本書は語っています。これからは個別技術の各論だけでなく、それを実際にどう使っていくかという利用技術が大変重要です。本書は豊富な具体例をもとに、J2EEで役に立つパターンについて説明しています。いきなりJ2EE上にやみくもにアプリケーションを開発するのではなく、ある程度の定跡を知ってそのテンプレートを応用して実装するほうが間違いも少なくしっかり働くシステムができます。単なる技術解説書としてだけでなく、J2EEの正しい利用技術を広く共有したいという筆者の熱い想いが伝わってくる一冊です。
原題:Core J2EE Patterns:Best Practices and Design Strategies, 1st Edition by Deepak Alur;John Crupi;Dan Malks published by Pearson Education,Inc.
